筋トレと減量を通じて、僕の身体と心には大きな変化が起こりました。
これは僕が実際に『-14kg(初コンテスト)』、『直近では-12kg』の減量を行った時の体験談です。
今回は、体脂肪一桁まで絞ったときに感じた「リアルな変化」を紹介します。コンテストを目指している方や減量に挑戦中の方の参考になれば幸いです。

① 嗅覚・味覚が研ぎ澄まされてくる

減量末期になると、ジャンクフードの匂いや香辛料の刺激に異様に敏感になります。猛烈に食べたくなるけれど、食べると胃もたれや不調に襲われることも。
一方で、自然な素材の「甘み」や「旨み」に気づけるようになります。白米の甘さ、サツマイモの香り…「こんなに美味しかったのか」と驚きました。
これは、人工的な味付けに慣れてしまった舌がリセットされ、
本来の“感覚”が戻ってきたサインだと感じています。
② 食材への感受性が高まっていく

体脂肪が減っていくと、どんな食材を摂ったかによって体の反応が明確に出るようになります。
以前は気にならなかったものでも、
- むくみ
- 胃腸の不快感
- 異常な眠気
といった反応が起きることがあります。
僕自身、減量終了後にコンビニの菓子パンを食べたあと、異様な眠気に襲われた経験があります。「この食材は今の自分には合っていない」と、身体が教えてくれたようでした。
● 食材が合う・合わないは“便”に現れる
毎日の便の状態は、僕にとって「体調のセンサー」でした。便秘や下痢が続くと、「最近の食材や食べ方に問題があるのかも」と気づけるきっかけになります。
● 体質に合わないと、代謝も落ちる
アレルギーや体質によって、人には「合う食材・合わない食材」があります。体に合わないものを摂っていれば、消化吸収がうまくいかず、代謝も落ちてしまいます。
減量が思うように進まないときは、「カロリー」や「PFCバランス」だけでなく、食材との相性にも目を向けることが大切です。
● 自分の身体と“対話”しながら食材を選ぶ
僕は毎日の食事の中で、体の反応を観察しながら自分に合った食材を一つずつ見つけていきました。
- 鶏胸肉は調子が良い
- 卵を多く摂ると便が緩くなる
- 白米のほうが体が動く
など、同じカロリーでも体の反応はまったく違いました。
僕は減量をきっかけにアルコール依存を抜け出せた

減量により味覚と体質がリセットされたことで、
僕にとって大きな変化が一つありました。
それは——アルコールへの優先度が大きく下がったことです。
以前は毎晩のように飲んでいた僕が、今ではほとんど飲まなくなりました。
理由はシンプルで、
- 美味しく感じない
- すぐ酔う
- 翌日の“だるさ”が以前より顕著
これらのネガティブな体感が強くなったからです。
今思えば、以前は“鈍っていた”だけで、
身体はずっと無理をしていたのかもしれません。
減量は「見た目」以上に、「習慣と依存」からの解放もくれると実感しました。
(※再現性は人によるかもしれません)
④ 腸内環境が整い、体の中からリセットされる

減量中は、自然とシンプルで栄養価の高い食事に絞られていきます。ジャンクフードや加工品を避け、消化に優しい食材を選ぶことで、腸内環境が劇的に改善されました。
便通はスムーズになり、肌の調子もアップ。朝の疲労感が軽くなるなど、「身体の中がリセットされたような感覚」を体感しました。
⑤ 生活習慣の質が劇的に向上

体脂肪を落とすには、睡眠・食事・運動のすべてを最適化する必要があります。
その過程で、夜ふかしや間食、スマホ依存といった生活のノイズがどんどん減っていきました。
結果的に生活全体がシンプルかつ整ったものに。
時間の使い方、優先順位、人間関係まで変わっていくのを実感しました。
体脂肪が一桁になると、単に身体が軽くなるだけでなく、
頭の中や感覚がスッキリと研ぎ澄まされた状態になります。
- 朝の目覚めが良くなる
- 集中力が持続する
- 判断がブレにくくなる
- 感情の浮き沈みが穏やかになる
これは個人的な体験ですが、周囲の同じような減量を経験した仲間も
「頭が冴えている」とよく口にします。
減量を通じて、単なるダイエット以上の「生活の質の向上」を
手に入れられたと思っています。
⑥ メンタルが強くなる|自信と自己効力感が高まる

減量は、「誘惑との戦い」そのものです。
目の前の欲望(間食、飲み会、怠けたい気持ち)をコントロールし続ける日々は、自己コントロール力を大きく成長させます。
「やればできる」という感覚が身につき、仕事や人間関係でも堂々とした自分になっていきました。
⑦ 美意識・健康意識が“習慣”になる

最初は「努力」で始めた減量も、体が変わり始めると「快感」に変わっていきます。
結果が出ると自然と食事管理や筋トレが生活の一部になり、美意識・健康意識が根付いていきます。
減量は一時的なものではなく、一生モノの資産となる経験でした。
まとめ|減量で得たのは“細い体”ではなく“新しい自分”

ここまでご紹介してきたように、減量で起こる変化は
「見た目」だけにとどまりません。
- 感覚がクリアになる
- 食材との相性がわかる
- 不要な習慣から抜け出せる
- 身体が“本来の感覚”を取り戻す
減量とは、自分の身体と深く向き合い、
本当に必要なものを選び取っていく旅です。
ダイエットに失敗した経験がある人ほど、
この“身体の変化”を一度体験してみてほしいと思います。
僕にとって減量は、単なる「体重を落とす行為」ではありませんでした。
正しい方法で取り組めば、思考・マインド・生活への向き合い方そのものが変わります。
そしてそれらの変化は、一時的なものではなく、減量後も自然と継続されていきます。
リバウンドを防ぐどころか、「健康な生活習慣へ自動的に導かれる感覚」。
これは実際にやってみて初めてわかる、『減量がもたらす“本当の価値”』だと思います。
まさに「新しい自分との出会い」だったと感じています。
本気で減量すると、人生が変わるかもしれない
- なんとなく体調が悪い
- 依存を断ち切れない
- 生活にだらしなさを感じる
そんな方ほど、一度「本気の減量」を経験してみてください。
現状を変えるには、環境を変えるよりもまず“自分の身体”を変えるのが一番早いと僕は感じています。


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