NISAとの出会いは、何気ない銀行窓口でのやり取りの中の1コマ。
「投資とか興味ないですか?」「私もやっていますよ」そんな感じで始まった投資でしたが、僕はある落とし穴に気づかずに失敗します。
この記事では、僕の失敗体験を元に、初心者が気をつけるべきNISAの注意点をお伝えします。
NISAとの出会いは地方銀行の窓口から

地元の銀行に口座開設に行ったとき、「NISAってご存知ですか?」と窓口で案内されました。
担当の方から「私も同じ商品をやっているんですよ」と言われ、安心感からNISA口座を開設。
言われるがまま少額だし、まぁいっか。てな感じでS&P500に月1万円ずつ投資することに。
当時は投資や世界情勢なんか全く興味がなく、会話の半分ぐらい理解できませんでした。
そんな感じで始めてしまいました。まさに鴨です。
「NISAってなに?」という方は、金融庁の公式サイトでもわかりやすく解説されています。
👉 NISAについて(金融庁公式)
順調だった投資、しかし…信託報酬の存在に気づく

当時は市況が良く、少額ですが毎月資産は増えていき「投資って意外と簡単だな」と思っていました。ある日、SNSで「信託報酬が高い商品に注意!」という投稿を目にしました。
パンフレットを見てみると、自分の投資信託は信託報酬が約2.4%もかかっていたんです。
調べてみるとこれは明らかに割高だと判断し、すぐに解約しました。
💡信託報酬とは?
投資信託を運用してもらうための手数料のこと。
年間で〇%といった形で差し引かれ、実質の運用益に大きく影響するため注意が必要!
僕がしているインデックス投資とゆうものは年利約3〜7%と言われています。平均5%と考えると、銀行に半分持っていかれてしまうことになります。
運用金額が大きくなってくると数%の違いで大きな額になります。
独学で学び直し、SBI証券で再スタート

解約後は、数ヶ月かけて書籍・YouTube・SNSなどで情報収集。
改めてきちんと学べばNISAは優良な制度だとわかりました。
インデックス投資や低コスト商品の選び方を学び、今はSBI証券でeMAXIS Slim全世界株式とゆう低コストファンドで投資運用をしています。
やはり学ぶことって大切ですね。勉強は面倒だと思っていましたが、「知ることが最大の防御」だと今は感じています。
僕から伝えたい「NISA初心者が気をつけるべきこと」

- 証券会社は必ず比較・検討を!
SBI証券か楽天証券が扱っている商品も多くおすすめです。 - 窓口や保険営業マンの「おすすめ」はあくまで販売側の都合!
特にNISA制度が新しくなって、僕みたいな初心者を狙っていると思います。 - 始めて投資をされる方は内容や投資リスクを理解した上、余剰資金で投資することをおすすめします。(株価の上下で一喜一憂してしまうようなリスク許容度を超えた大きな金額を投じない)
- 初心者は信託報酬高い商品や値動きの激しい商品、個別株は基本的に避ける。
幅広く分散された投資信託(詰め合わせパック)がおすすめ。 - SNSや書籍から一次情報を得て、自分で判断できるようにする。判断できるようになってから少額で始めてみる。わからないものには手を出さない。
まとめ

僕のような初心者でも、少しずつ知識をつけることで、再出発できました。
NISAは素晴らしい制度ですが、「みんながやっているから」と何となく始めてしまうと僕のような失敗をしてしまうかもしれません。
基本的には長期運用を目的に設計されています。長期投資のメリットを活かすためには10〜15年以上の保有が推奨されています。きちんと学び理解した上で始めないと長続きしません。
これから投資を始める方やNISAを検討している方の参考になればうれしいです。


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